企業のSDGs取り組みが新段階へ―統合報告と実質的成果が評価基準に、ESG投資も拡大

企業のSDGs取り組みが新段階へ―統合報告と実質的成果が評価基準に、ESG投資も拡大

2025年12月、企業のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが質的転換を遂げている。経済産業省の調査によると、SDGsを経営戦略に統合し、具体的な成果指標を設定する企業は前年比30%増の75%に達し、表面的な取り組みから実質的な社会課題解決へとシフトしている。特に気候変動対策、ジェンダー平等、循環型経済の構築に注力する企業が増加し、ESG投資の拡大も後押ししている。統合報告書での開示が標準化され、第三者評価機関による認証を取得する企業も増加。専門家は、SDGsへの真摯な取り組みが企業価値向上と長期的な競争力強化につながり、投資家や消費者からの信頼獲得に不可欠になると指摘している。

記事提供
サステナブル・ブランド ジャパン
公開日
2025-12-20
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