はじめに
こんにちは!SDGsビジネスハブで情報発信のお手伝いをしている僕です。うちのサイトではいつも「SDGsは、実は中小企業にとってこそ大きなビジネスチャンスなんですよ!」とか、「社会貢献活動を、ちゃんと会社の利益に繋げていきましょう!」なんて話をしていますよね。最初は「そんなうまい話あるのかな?」って半信半疑だったんですけど、いろんな企業の取り組みを知るうちに、これって本当にそうなんだなって、今では心の底から思うようになりました。SDGsって、遠い世界の目標じゃなくて、僕たちの仕事や暮らしを良くするための、すごくリアルで実践的なツールなんだなって。特に、会社の「本業」とSDGsを結びつけるっていう視点は、目からウロコでした。無理なく、持続的に取り組むためには、やっぱり事業の根幹と繋がっていることが一番大事なんだなと、日々学ばせてもらっています。
いろんな企業の事例を見ていく中で、僕が最近特に「これだ!」って感じているのが、「働きがい」と「地域貢献」をセットで考えて実践している会社さんの事例なんです。どうしてかって言うと、会社って結局は「人」と「場所」で成り立っているじゃないですか。社員一人ひとりがイキイキと働ける環境(働きがい:目標8)があって、その会社が地域社会から愛され、必要とされる存在(住み続けられるまちづくりを:目標11)になること。この2つがしっかり噛み合った時、会社ってものすごく強くなるし、持続的な成長ができるんじゃないかなって思うんです。給料や待遇だけじゃなくて、「この会社で働いていて、自分の地域に貢献できている」っていう実感って、お金には代えがたいモチベーションになるはず。そういう会社って、自然と良い人材も集まってくるだろうし、お客さんだって応援したくなりますよね。
業界の現状と課題
例えば、ある地方の建設会社さんの話がすごく印象的でした。その会社では、社員の技術向上を支援する研修制度を充実させて「働きがい」を高める一方で、その技術を活かして、地域の小中学校で出前授業をしたり、災害時に備えて地域のインフラを点検するボランティア活動を積極的に行っているそうなんです。これってすごくないですか?社員は自分のスキルが直接地域に役立っていることを実感できて誇りを持てるし、会社は地域からの信頼を得られる。まさに一石二鳥ですよね。しかも、出前授業がきっかけで建設業に興味を持つ子供が増えれば、将来の担い手不足の解消にも繋がるかもしれない。こういうのって、大企業じゃなくても、自分たちの持っている強みをちょっと地域に向けるだけで始められることだと思うんです。実際に、「働きがいのある会社」は一般的な企業と比べて株価の伸び率が高いなんていうデータもあって、社員の満足度が企業の業績に直結するっていうのは、もう感覚的な話じゃないんですよね。
今後の展望
(出典: Great Place to Work® Institute Japan 「働きがいのある会社」の株価分析)
結局のところ、SDGs経営の第一歩って、何かものすごく革新的な技術を開発するとか、海外で大規模な支援活動をするとか、そういう派手なことばかりじゃないんだなって、最近つくづく感じています。まずは自分たちの足元、つまり一緒に働く「仲間」と、会社が根を下ろしている「地域」を大切にすること。そこから全てが始まるんじゃないかなって。うちのサイトでも、SDGs経営のノウハウや考え方を発信していますが、僕自身ももっともっと、現場で頑張っている中小企業さんのリアルな声を聞いて、そこから学んでいきたいです。そして、その学びをまた皆さんと共有できたら最高ですね。皆さんの会社では、社員の皆さんや地域のために、どんな素敵な取り組みをしていますか?ぜひ、いつか聞かせてほしいです!