SDGsをビジネス価値に変換する企業の実践戦略

SDGsをビジネス価値に変換する企業の実践戦略

僕らのサイト「SDGsビジネスハブ」が目指しているのは、SDGsを単なるボランティアや社会貢献活動として捉えるんじゃなくて、企業の成長に繋がる「ビジネス戦略の核」として位置づけることなんです。ちょっと硬い言葉になっちゃいましたけど、要は「良いことしながら、会社の未来も明るくしていこうよ!」っていう、すごく前向きな提案なんですよね。コンサルティングや研修を通じて、多くの企業さんと話していると、この考え方がどんどん広がっているのを肌で感じて、僕自身もめちゃくちゃワクワクしています。SDGsって、地球の未来を考える壮大なテーマですけど、実は僕たちのビジネスや日々の仕事の中に、そのヒントがたくさん隠されているんだなって、毎日が発見の連続です。

そんな中で、僕が最近特に「これだ!」って感じているのが、SDGsと僕たち一人ひとりの「働きがい」との繋がりなんです。SDGsというと、どうしても「環境問題」とか「貧困」とか、スケールの大きな話が先に思い浮かびますよね。でも、17ある目標の中には、目標8「働きがいも経済成長も」みたいに、僕たちの足元にあるテーマもしっかりと含まれているんです。最近、「パーパス経営」なんて言葉もよく聞くようになりましたけど、これってまさに「何のためにこの仕事をしているのか」っていう存在意義を、会社と社員が共有することだと思うんです。デロイトの調査なんかを見ていても、特に若い世代は、自分の仕事が社会にポジティブな影響を与えていると感じられるかどうかを、すごく重視しているみたいですね。自分の仕事が、ただの作業じゃなくて、SDGsのどれかの目標に貢献しているって実感できたなら、それって最高のモチベーションになると思いませんか?

デロイト 2023年ミレニアル・Z世代年次調査 (出典: [デロイト 2023年ミレニアル・Z世代年次調査](https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20230626.html))

「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」って話になりますよね。僕もまだまだ勉強中なんですが、すごくシンプルで効果的な方法が一つあるなと思っていて。それは、「自分の仕事とSDGsの17ゴールを紐づけてみる」っていうワークショップです。うちのコンサルティングの現場でも時々提案させてもらうんですが、これが本当に盛り上がるんですよ。やり方は簡単です。まず、普段の自分の業務をいくつか書き出してみる。例えば、「新商品の企画」「お客様への営業」「社内資料の作成」とか、何でもいいんです。次に、SDGsの17個のゴールが描かれたアイコン一覧を眺めながら、「この仕事って、もしかしてこの目標に繋がってる?」って感じで、線を引いてみる。最初は意外と難しいかもしれないんですけど、チームでやると「〇〇さんの仕事は、目標12の『つくる責任つかう責任』に貢献してるよね!」みたいに、自分では気づかなかった繋がりが見えてきたりします。この「自分ごと化」するプロセスこそが、「働きがい」を見つけるための大切な第一歩なんだと思います。

結局、SDGsへの取り組みって、遠い国の誰かや未来の世代のためだけじゃなくて、今ここで働いている僕たち自身の「働きがい」や「会社の未来」に、ダイレクトに繋がっているんですよね。このサイトを通じて、SDGsがもっと身近で、もっとワクワクするものなんだって感じてもらえたら、僕としてはすごく嬉しいです。僕もこの活動を通して、日々新しいことを学ばせてもらっていて、本当に面白い仕事だなって感じています。皆さんの仕事は、どのSDGs目標に繋がっているか、ちょっと想像してみませんか?きっと、明日からの景色が少しだけ違って見えるかもしれませんよ。